お知らせ

2025/12/16 20:00

報道ステーションの取材を受けました

テレ朝・報道ステーション.jpg

取材の前日、一本の電話が入った。
「明日、取材をさせてほしいのですが」
取材依頼は、たいてい急なものだ。

今回は、私が初めてお借りしている畑での撮影だった。
自分にとっても新しい場所で、少し背筋が伸びるような気持ちになる。取材に慣れていない頃は、「何を話せばいいのか」ばかりが気になり、前日には頭の中で何度もイメトレをしていた。うまく話せるだろうか、変なことを言わないだろうか。そんな不安で精一杯だったのを覚えている。

けれど最近は、少しずつ視野が広がってきたように感じる。
話す内容だけでなく、段取りや準備、現場全体の流れにも、自然と気が回るようになってきた。

今回、これまでと大きく違ったのは「大名焼き」に挑戦したことだ。
炭とバーナーは自分で用意し、コンロはK先輩に借りた。畑で火を起こし、下仁田ねぎをじっくり焼く。その工程自体が、一つの見せ場になったように思う。手間はかかったが、不思議と大変さよりも「やってよかった」という感覚の方が強かった。

振り返ってみると、取材そのものだけでなく、準備や挑戦の積み重ねが、少しずつ自分を前に進めてくれている気がする。
畑での一日も、火を囲む時間も、すべてが今の自分にとって大切な経験だ。

この日の写真には、三人が並んで写っている。
左にいる男性は、急なお願いにもかかわらず助っ人として駆けつけてくれた小出さんだ。準備や段取りの面で、現場を大きく支えてくれた存在でもある。真ん中は取材に来てくださった細川栞アナウンサー、そして右が私だ。

取材の合間、思い切って細川アナにサインをお願いした。
まだサインが定まっていない時期だったそうだが、少し考えながらも、とても丁寧に書いてくださったのが印象的だった。その所作一つひとつに、現場への誠実さや人柄がにじんでいるように感じた。

 

畑という、決して整った場所ではない中で、多くの人に助けられながら、取材は穏やかな雰囲気のまま進んでいった。
急な依頼にも応えてくれた人、真摯に向き合ってくれた取材者。その一つひとつが重なって、この日の時間は形づくられていたのだと思う。